SystemBase 「Multi-16H/PCI 232」は、16ポートシリアルインターフェースPCIカードです。
CPU負荷を低減し、921.6Kbpsでもオーバーラン発生を防ぐことで安定したシリアル通信を実現する世界最大の256バイト送受信FIFOを各系統に備えたSystemBase自社製のPCIシリアルコントローラ半導体「SB16C1058」および「SB4002A」を採用。「SB16C1058」はシリアル通信に必要な諸機能を1チップに集約し、構成部品点数を削減し、高信頼性を実現しています。 「Multi-16H/PCI 232」は、FA、OAなど様々な分野で使用されています。
通常外部にDsubコネクタを持つシリアルI/Fカードが多い中、「Multi-16H/PCI 232」はPCのマザーボード等に使用される汎用の2.54mmピンヘッダーをシリアル端子に採用。制御機器の開発用途を前提とした本製品は、筐体内部で他のシリアル装置との通信のための配線の利便性を考慮して、汎用のピンヘッダー端子をカード場に配しています。カスタマイズされたケーブルの使用のほか、汎用のDB9 to 10ピンピンヘッダーケーブル等を利用することができます。
仕様 | PCI Local Bus Specification Rev 2.3 |
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インターフェース | RS232 |
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通信ポート数 | 16 |
通信速度 | 最大921.6 Kbps |
信号線 | TXD, RXD, RTS, CTS, DTR, DSR, DCD |
データビット | 5, 6, 7, 8 |
トップビット | 1, 2 |
パリティー | None, Even, Odd |
保護機能 | ±15KV衝撃電気信号から独自保護 |
フロー制御 | ハードウェア又はソフトウェアによるRTS/CTS、XON/XOFF制御 |
PCI バスコントローラ | SB4002A |
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UARTコントローラ | SB16C1058 |
シリアル端子形状 | 2.54mmピッチ(2x5) 汎用10ピンヘッダー |
OS | – Windows 7 以降 – Windows Server 2008 以降 – Linux(サポートカーネル資料室マニュアル参照) |
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ユーティリティ | Testview |
動作温度 | -5 ~ 50 ℃ |
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保管温度 | -20 ~ 60 ℃ |
湿度 | 20~80% 非結露 |
認証 | KC |
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