SystemBase 「Multi-8C/PCIe」は、8系統のシリアルポートを備えた8ポートシリアルインターフェースPCIeカードです。
CPU負荷を低減し、921.6Kbpsでもオーバーラン発生を防ぐことで安定したシリアル通信を実現する世界最大の256バイト送受信FIFOを各系統に備えたSystemBase自社製のPCIシリアルコントローラ半導体「SB16C1058PCI」を採用。シリアル通信に必要な諸機能を1チップに集約することで構成部品点数を削減し、高信頼性を実現しています。 Multi-8C/PCIeは、通信インターフェース別の2つのモデル RS232とRS422/RS485(Combo)を用意しており、FA、OAなど様々な分野で使用されています。
RS422/RS485通信のオートトグリング機能を備え、RS422のマルチドロップ網構成や、RS485網で出力信号同士の衝突を防ぐ役割をします。オートトグリング機能はハードウェアまたはソフトウェアで簡単に設定が可能です。
シリアル通信時の電磁波放出を抑制するスルーレート制限機能を備えています。電磁波の影響に敏感な研究室や病院の計測器や医療機器等が、データ通信時に発生するノイズの影響により誤動作が発生するおそれがある場合などにスルーレート制限機能を有効化してノイズを抑制することができます。スルーレート制限有効化時には通信速度が最大250Kbpsに制限されます。
仕様 | PCI Express Base Specification Rev 2.0 |
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インターフェース | RS422/RS485(Combo) |
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通信ポート数 | 8 |
通信速度 | 最大 921.6 Kbps |
信号線 | – RS422: TXD+, TXD-, RXD+, RXD- – RS485: TRXD+, TRXD- |
データビット | 5, 6, 7, 8 |
トップビット | 1, 2 |
パリティー | None, Even, Odd |
保護機能 | ±15KV衝撃電気信号から独自保護 |
フロー制御 | ソフトウェアによるRTS/CTS、XON/XOFF制御 |
通信信号衝突防止 | ハードウェア又はソフトウェアによるオートトグリング制御 |
PCIバスコントローラ | SB16C1058PCI |
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ケーブルコネクタ | DB9 オス |
OS | – Windows 7 以上 – Windows Server 2008 以上 – Linux(サポートカーネル資料室マニュアル参照) |
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ユーティリティ | Testview |
動作温度 | 0~50℃ |
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保管温度 | -20~80℃ |
湿度 | 5~95% 非結露 |
認証 | CE, FCC, KC |
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