SystemBase 「Multi-1/LPCIe」はシステムベースが開発した強力な半導体であるSB16C1052PCIを装着したシリアル通信カードです。 SB16C1052PCI半導体はPCIバス専用UARTで世界最大サイズの256バイトサイズを持つ送受信FIFOを持ち、通信速度921.6Kbpsでもオーバーランを発生させない性能を保有しています。 また、シリアル通信に必要な多様で付加的な機能を内蔵しているため、追加的な部品が必要なく、少ない数の部品で回路を構成することができ、信頼性が高いです。 Multi-1/LPCIeはRS232とRS422/RS485(Combo)を通信インターフェースに対応する2つのモデルがあり、事務自動化、工場自動化用など様々な部門で使用されています。
Multi-1/LPCIeはDB9 9番ピンを通じて+5Vや+12Vをジャンパーセッティングを通じてRI信号線の代わりに外部に供給することができます。 この機能はシステムベースが世界で初めて採用した方式ですが、バーコードリーダなどに簡単に電源を供給することができます。 すなわち、電源アダプターなどが必要なく追加的な費用を減らすことができ、きれいな環境提供とメンテナンスに多い利点です。
Multi-1/LPCIeはRS422/RS485通信のためのオートトグリング機能を提供します。 この機能はRS422のマルチドロップ網が構成されたり、RS485網で出力信号同士の衝突を防ぐ役割をします。 この機能がハードウェアまたはソフトウェア的に提供されるため、簡単にセットアップ画面でセットするだけで便利な機能です。
Multi-1/LPCIeはRS422/RS485インターフェース通信時、スルーレート制限機能を持っている。 スルーレート制限機能とは、データ通信時に電磁波放出を抑制する機能です。 データ通信時に発生する雑音により、医療機器等で装置が誤動作をする場合が発生したり、ピン配置図や通信データが誤って伝達される場合があります。 このような雑音が発生しないようにする機能がスルーレート制限機能です。 しかし、この機能が活性化すると、最高通信速度は250Kbpsに制限されます。 このような機能は病院、研究室など電磁波に敏感な環境で主に使われます。
仕様 | PCI Express Base Specification Rev 2.0 |
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インターフェース | RS422/RS485(Combo) |
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通信ポート数 | 1 |
通信速度 | 最大921.6Kbps |
信号線 | – RS422: TXD+, TXD-, RXD+, RXD- – RS485: TRXD+, TRXD- |
データビット | 5, 6, 7, 8 |
トップビット | 1, 2 |
パリティー | None, Even, Odd |
保護機能 | ±15KV衝撃電気信号から独自保護 |
通信信号衝突防止 | ハードウェア又はソフトウェアによるオートトグリング制御 |
コントローラ | SB16C1052PCI |
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ボードコネクタ | DB9 Male |
OS | – Windows 8 以降 – Windows Server 2012 以降 – Linux(サポートカーネル資料室マニュアル参照) |
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ユーティリティ | Testview |
動作温度 | 0~50℃ |
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保管温度 | -20~80℃ |
湿度 | 5~95% 非結露 |
認証 | CE, FCC, KC |
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