SYSTEMBASE

製品情報

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Multi-32/LPCIe RS232
    – 32ポートシリアル通信カード
    – PCI Express Base Specification Rev2.0に対応
    – RS232シリアルインタフェース
    – 世界最大サイズの256バイト送受信FIFOサイズ
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概要

SystemBase 「Multi-32/LPCIe」は、32系統のシリアルポートを端子パネルに備えた32ポートシリアルインターフェースPCIeカードです。
CPU負荷を低減し、921.6Kbpsでもオーバーラン発生を防ぐことで安定したシリアル通信を実現する世界最大の256バイト送受信FIFOを各系統に備えたSystemBase自社製のPCIシリアルコントローラ半導体「SB16C1058PCI」を採用。シリアル通信に必要な諸機能を1チップに集約することで構成部品点数を削減し、高信頼性を実現しています。Multi-32/LPCIeは、通信インターフェース別の2つのモデル RS232とRS422/RS485(Combo)を用意しており、FA、OAなど様々な分野で使用されています。

 

9番ピンによる電源供給

ジャンパー設定により、DB9端子の9番ピンを通じてRI信号線のかわりに+5Vや+12Vを外部へ供給することができます。SystemBaseが世界に先駆けて採用したこの方式を使うことで、バーコードリーダ等への電源供給が容易になりました。電源アダプターを不要にすることでコストを削減し、シンプルな利用環境とメンテナンス性の向上など数々のメリットをもたらします。

 

オートトグリングの利便性

Multi-32/LPCIeはRS422/RS485通信のためのオートトグリング機能を提供します。 この機能はRS422のマルチドロップ網が構成されたり、RS485網で出力信号同士の衝突を防ぐ役割をします。 この機能がハードウェアまたはソフトウェア的に提供されるため、簡単にセットアップ画面でセットするだけで便利な機能です。

 

スルーレート制限機能

シリアル通信時の電磁波放出を抑制するスルーレート制限機能を備えています。電磁波の影響に敏感な研究室や病院の計測器や医療機器等が、データ通信時に発生するノイズの影響により誤動作が発生するおそれがある場合などにスルーレート制限機能を有効化してノイズを抑制することができます。スルーレート制限有効化時には通信速度が最大250Kbpsに制限されます。

バスインターフェイス

仕様PCI Express Base Specification Rev 2.0

シリアル

インターフェースRS232
通信ポート数32(パネル1枚あたり8ポート、パネル4枚装着時32ポート対応)
通信速度最大230.4Kbps
信号線TXD、RXD、GND、RTS、CTS、DTR、DSR、DCD、RI(+5Vまたは+12V可)
データビット5, 6, 7, 8
トップビット1, 2
パリティーNone, Even, Odd
保護機能±15KV衝撃電気信号から独自保護
フロー制御ハードウェア又はソフトウェアによるオートトグリング制御
通信信号衝突防止ハードウェア又はソフトウェアによるオートトグリング制御

ハードウェア

PCIバスコントローラSB4002A
UARTSB16C1058
ボード側端子形状DB44 オス
シリアル端子形状DB9 オス または メス (接続するパネルにより選択)

ソフトウェア

OS– Windows 8 以降
– Windows Server 2012 以降
– Linux(サポートカーネル資料室マニュアル参照)
ユーティリティTestview

動作環境

動作温度0 ~ 50 ℃
保管温度-20 ~ 80 ℃
湿度5~95% 非結露

認証

認証CE, FCC, KC