SystemBase「SB4002A」はPCIバスにレガシーデバイスを接続する汎用PCIターゲットコントローラです。
過去長年にわたって自社製品向けにPCIターゲットインターフェイスコアを開発し続けてきたSystemBaseのPCIバス用のシリアル通信半導体を外販用として提供しています。実績の高い本製品を採用することで製品開発を容易にし、最終製品の開発期間を短縮できます。他社製品のPCIターゲットインターフェイスの多くが33MHzのみの対応に留まる一方で、PCIバージョン2.3対応のSB4002Aは倍速のクロックの66MHz動作に対応し、高速動作が求められる製品を開発することができます。
数多くの機能を備え、各種応用製品や回路の設計を強力にサポートします。シンプルかつ強力な機能群により、採用製品の設計が容易に行なえます。詳細はデータシートをご確認ください。
PCIインターフェースチップの多くが33MHzのみで動作する一方で、SB4002Aは66MHzでの動作に対応。最大264MByte毎秒での転送が可能です。
基本的にPCI busはLittle Endianで動作します。 その理由は、周辺装置がLittle Endianにサポートされ接続されているからです。 SB4002AはLittle EndianデータとBig Endianデータ部分の変換機能が提供されます。
SB4002Aは基本5つのアドレスレジスタとメモリ、入出力をサポートします。 そしてお互いの領域にCS(chipselect)を持ち、5つの割り込みラインで持っています。 開発者は希望する空間を使用することができます。 その機能はSB4002Aを使用する際に含まれたUART、メモリ、入出力ポート、PCI Target Adapter Card例題を通じて表示することができます。
SB4002Aはリアルタイム処理と遅延処理をサポートします。 リアルタイム処理は、データ処理がPCIバスの送信を通じて実行され、周辺バスにPCIバスの送信処理と同じ時間に送信されます。 そして遅延処理伝送は周辺装置の動作速度が遅い場合に使用されますが、まずPCIバスサイクルを通じてその動作を要求した後、他のPCIバスサイクルを通じてその要求に対する応答が処理されるようにします。
SB4002AはPCI電力管理インターフェース1.1バージョンをサポートします。
Compact PCIは、現在のPCIバスが採用された産業用コンピュータで使用されている産業用PCIバス標準仕様であり、PICMG団体によって定義されます。 この仕様は、現在のPCIバス仕様から電気的または物理的な特性が除外されたバスプロトコルを採用して使用されます。 そしてCompac PCI仕様で定義されたHot Swapの主な機能は、産業用Compact PCIを強化させる目的で定義されました。 その機能は、Compact PCIボードをCompac PCIスロットを持っている産業用コンピュータの電源を取り外さない状態で挿入または除去できる仕様です。 SB4002AはCompact PCI Hot Swap Specification 1.0に従います。
SB4002Aは7つのGPIOを提供します。 GPIO7個を制御する目的でSB4002AはGPIO使用可能レジスタと入出力レジスタを提供しています。
特長 | PCIローカルバス仕様2.3互換 最大264MByte/secのPCI Burst転送に対応(32ビットバス@66MHz) ISAバスに類似するローカルシステムバスに対応(最大66MHzトランザクションスピードを提供) ローカルバスのデータを8ビット、16ビット、32ビット選択可能で、littleまたはbig endian選択可能 PCI Power Management 1.1支援 Compact PCI及びCompact PCIホットスワップに対応 最大5つのローカルアドレスエリアに対応(I/Oまたはメモリエリアに設定可能) 5つのチップセレクト信号と割り込み提供 ローカルバスの読み込みや書き込みのタイミングも調整可能 PCI内部のFIFOを使用して遅延された読み取り·書き込み機能を提供 外部シリアルロムからPCIコンフィギュレーションヘッダーデータをロード可能 電気的にPCIローカルバス仕様3.0互換(PCI及びPCI-Xバスで動作可能) 3.3V動作、5V信号入力可能 176ピンTQFPパッケージ |
---|---|
用途 | 様々なPCIターゲットアダプターカード Digital I/O、Analog I/Oカード ストレージカード データコントロールカード シリアルマルチポート |